第18回 佐助ふれあいサロン 「筋力アップの運動をしよう」のご報告

9月29日(火)、3年ぶりに井上弥生先生を講師にお迎えして「筋力アップの運動をしよう」を行いました。包括支援センター鎌倉静養館の熊澤さんも参加してくださり、総勢13名でしたが、初めての方が3名もいらしたことはとてもうれしい事でした。
第18回

 

 

第18回-3井上先生は、80代から40代までの幅広い年齢層の参加者に楽しく話しかけながら、徐々に身体と心をほぐしてくださいました。今回は椅子を使った運動でしたが、運動をして逆にどこかを痛めてしまうことがあってはならないと、ウォーミングアップを丁寧に行ってくださいました。いつまでも自分の足で歩けるように、どの筋肉を鍛えていけば良いのか説明を入れながら、日常生活の合間を見て行える運動も教えてくださいました。
 

 

 

 

 

第18回-21回だけでは筋力アップというのは難しいので、何回かのシリーズで行うのも手かもしれませんねというアドバイスも頂きました。参加者からは、最近は家に閉じこもりがちになっているが、自治会館までなら出かけてみようという気になるので、もっと回数を増やしてほしいという声も聞かれました。どうすれば定期的な運動の集りが実現できるか考えていきたいと思います。
 

 

 

休憩時間や終了後のお茶の時間には、あちこちで会話が弾みました。包括支援センターの熊澤さんは心配事を聞いて下さったり、井上先生はめまいや腰痛などの悩みにアドバイスしてくださったりしました。
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何と言っても、こうして顔を合わせる機会があると、皆さん自然に笑顔でお話しでき、顔見知りが増えていくのがうれしいです。
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(福祉部 淡中)

 

第17回佐助ふれあいサロン 「レクリェーション吹き矢で健康アップ」のご報告

DSCF15992015年6月17日(水)、佐助にお住いの織田博靖さん、若尾逸郎さんを講師に、吹き矢に挑戦しました。
 

 

精神を集中させ、深い腹式呼吸で息を整え、ためた息をロウソクの火を消す要領で一気に吐き出して矢を飛ばします。 20発吹くだけで、ウォーキング5kmくらいのカロリー消費があるそうです。矢は吸着タイプと刺さるタイプがあります。
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的は3種類あるので、3グループに分かれて各的を回りました。
一人がビンゴタイプの的を9回続けて吹き、他の2タイプの的は5回続けて吹きました。合計19回吹くチャンスがありましたから、今回はウォーキング5㎞くらいのカロリーが消費できたわけです。
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少しでもコツをつかもうと、講師の説明と模範実技に真剣に見聞きしますが、いざ自分の番になると、狙った所に命中させるのは並大抵ではありません。それでもどこかに当たると「やったー!」という満足感を感じます。他の人の番の時も固唾を飲み込んで見守り、当たるとうれしくなります。応援だけの参加者や包括支援センター職員の見学もある中、ついつい熱が入りました。集中する、挑戦する、という時間は脳の活性化になったような気がします。
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 19回の合計点の成績発表があり、成績はさまざまでしたが、最後は皆さん笑顔で解散しました。
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(福祉部  淡中)

第16回佐助ふれあいサロン「珈琲野郎がやって来た」のご報告

第16回①2015年5月18日(月)、毎年人気の「珈琲野郎」をお迎えして、今年度皮切りの佐助ふれあいサロンを開催しました。珈琲の香りに惹かれて集まったのは、自治会員18名、地域包括支援センター静養館職員2名、そして珈琲野郎5名の総勢25名。自治会館が手狭なほどの盛況ぶりでした。

 

 

 

初参加の自治会員さんが6人もおられ、しかも40代と思われる方が3人もおられたことは本当にうれしい限りでした。全員が住んでいる所・出身地を入れて自己紹介をし、より親しみが増しました。珈琲を堪能しながら、あちこちで話の花が咲き、和やかなひと時を持ちました。こうして地域のつながりが広がっていくのだなと感じました。
第16回③第16回③
 

 

第16回⑤「珈琲野郎」は鎌倉市社会福祉協議会登録ボランティアグループで、入れ方や豆のことなど楽しい会話を交えて、ドリップ方式でコーヒーを入れてくださいます。其々こだわりの自前珈琲ミルやポット持参で、心を込めて入れてくださり、ワイルド・マイルドなど多少の個性も出るのだそうです。ドリップの腕前に加えて、東京の有名バリスタが4種類の豆を前日にブレンドしたての新鮮な豆を使用されたので、より薫り高くまろやかな珈琲でした。

 

 

 

 

第16回⑥今年度、佐助が高齢者見守りネットワークのモデル地区となったこともあり、地域包括支援センター静養館からも参加してくださることになりました。鎌倉市・地域包括支援センター・自治会の協働で、見守り・声かけ活動を推進していこうというもので、去る3月、自治会役員が手分けして全戸配布した「みんなにやさしい町佐助を目指しましょう」という資料がそれです。
佐助では高齢者・認知症・障がい者・弱者などと特定するのではなく、「みんなに」という気持ちで取り組みたいという思いから「みんなにやさしい町佐助を目指しましょう」というスローガンが決まったのです。
地域包括支援センター静養館は佐助の高齢者よろず相談窓口なので、どんなことでも気軽に相談してください。(☎23-9110)
皆さんとても気さくで優しい方たちです。今回は社会福祉士の熊澤辰義さんとケアマネージャーの木村マリさんが参加してくださり、歌の手話が得意な熊澤さんが懐かしい歌「もしも明日が」に合わせた手話を教えてくださいました。

 

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みんなで歌詞の意味を考えながら動作を覚えて、はじめはお手本を見ながら、次はお手本なしで、そして時間がたってからもう一度やりました。みんな笑顔で楽しんでやり、脳も活性化されたようです。家に帰ってからもできたかな??また次回やってみましょうね!
(福祉部 淡中京子)

 

 

第15回ふれあいサロンの報告

1029日水曜日10時~11時半、自治会館で、「第15回ふれあいサロン」を開催しました!

講師は鎌倉市の「デイ銭湯」(*1)や深沢生涯学習センターの体操教室の指導をなさっている中井 匂(かおり)さん。筋力アップ目指して、「鎌倉市歌体操」(*2)や「貯筋運動」(*3)を行いました。 参加者は一般自治会員10名、福祉部役員3名、鎌倉市市民健康課保健師1名、平成26年度「鎌倉市地域サポーター養成講座」(*4)受講者1名の総勢16名で会場が少々手狭なほどでした。3名の男性、91歳の女性、ご主人を誘ってくださった方、ご近所の友達を誘ってくださった方の参加や、行政と他地域からの見学参加があり、うれしい限りでした。

第15回サロン

老化は足元からやってきます。横断歩道を青信号の間に渡り切るのがつらくなるのは、筋力低下の危険信号。これは知らず知らずのうちに歩幅が狭くなっているのだそうです。若さを保つには筋力維持・アップが重要です。

  

第15回サロン3 「鎌倉市歌体操」は講師がデイ銭湯で高齢者を指導する中で生み出されたのですが、それを昨年、「鎌倉市地域サポーター・アクティブプロジェクト」が改良したもので、神奈川県健康財団の健康指導士の監修も頂いています。筋力アップの運動が盛り込まれているので、歌に合わせて正しく行えば、筋力維持・アップが期待できます。「腕を上げるときは、耳の真横に肘を曲げずにまっすぐにスッと伸ばす!それだけでも若々しく見えますよ!」などとポイントを教えていただきました。残念ながら鎌倉市歌をご存じの方はいらっしゃいませんでしたが、作詩作曲者や歌詞の意味を質問するなど、貼りだされた歌詞に興味をしておられました。

次に教えていただいたのは「貯金」ならぬ「貯筋」の「貯筋運動」。椅子に座って行う5つの運動で、つま先上げ・踵上げ・膝伸ばし・もも上げ・上体起こしでした。時折入る講師の体験談や脳トレに緊張をほぐされ、和やかな雰囲気の中で楽しんで行えました。

終了後の歓談の中で、市民健康課保健師の応援メッセージがあり、他地域の方からは「こんな場所がありうらやましい。参考にしたい」という感想を頂きました。初めて参加された方からは、「週1回、月1回でも定期的に集まってこの体操をやりたい」という意見が出ました。皆で行っているときは覚えたつもりでも、いざ家でやろうとすると、なかなかできないものです。遠くへ出かけるのは難しいけれど、自治会館までなら気軽に参加できるというのがこのサロンの良さです。ご一緒に発展させていきたいですね!ご協力よろしくお願いします!

いつもは自治会長に頼りっぱなしの写真撮影ですが、今回は不在なので「撮るぞ!」と張り切っていたのははじめだけ。体操が始まると夢中になり、すっかり忘れてしまいました。ごめんなさい!

(福祉部 淡中京子)

 

(*1)鎌倉市が65歳以上の市民に健康チェック・入浴・レクリエーション等の生きがいと健康づくりを公衆浴場(銭湯)において提供しているサービス。清水湯、常楽湯、野田の湯、ひばり湯、栗田湯がある。

(*2)鎌倉市地域サポーターの有志で立ち上げた鎌倉市地域サポーター・アクティブプロジェクトが、鎌倉市の高齢化が進むなか、ご自分の住み慣れた地域で健やかに暮らす、そんな「元気」の応援がしたいと、昭和34年、鎌倉市が市制20周年を記念して作った「鎌倉市歌」にオリジナルの体操をつけた。

(*3)福永哲夫氏が提唱する道具のいらない筋力トレーニング。

(*4)歳を重ねても、住み慣れた地域でいきいきと暮らすために、 人と人を“つなぎ・支え合う” あなたのまちの 地域サポーターになってみませんか?と、市民健康課が開催している養成講座で、平成26年度で8年目となる。中井講師は1期生。淡中は3期生。今回見学の方は8期生となる。地域サポーターは、楽しみながら「健康づくり」や「介護予防」を推進する地域の協力者。