カテゴリーアーカイブ: 福祉部
第29回 映画とお茶とおしゃべりの会ご報告
去る8月5日(水)、9:30から12:00映画とお茶とおしゃべりの会を行いました。
暑い夏の日でしたが17名の参加がありました。
戦後70年の節目にあたるということで、戦後40年にあたった1986年に公開された記録フィルム『沖縄戦・未来への証言』を上映しました。1フィート運動の会が米国国立公文書館などから11万フィート購入した 沖縄戦の実写フィルムを編集したものだけあって、戦争の悲惨さが心に染みました。あまりに深い問題で軽々しい感想は書けませんが、涙ぐみながら「もっとたくさんの人にこの映像をもう一度みてもらいたいね」と言い合いました。
同時上映は『歌舞伎の後見』でした。舞台裏の見事な訓練と仕事ぶりに感心させられました。よく黒子に徹するということを言いますが、これはあだやおろそかには言えないことだと知りました。
終了後は助六寿司をつまみながらおしゃべりをしましたが、やはり皆さん“戦争”が頭から離れませんでした。
(福祉部 淡中京子)
2月28日(土) 「自治会町内会福祉部発表会♬」のご報告
2月28日(土)鎌倉市社会福祉協議会・地域福祉支援室主催の「自治町内会福祉部発表会」が福祉センター2階大会議室で開催されました。
13時30分、参加者は50名を超し社協側スタッフ10名ほどで発表会は始まりました。
今回の発表は3自治町内会です。
第1発表者 今泉台町内会 世帯数2100
第2発表者 七里ガ浜自治会 世帯数1600
第3発表者 佐助自治会 世帯数630
今泉台町内会、七里ガ浜自治会、これら2自治町内会とも、昭和30年頃から40年にかけて開発業者により宅地造成され大型住宅地としてスタートしたもので、規模も大きく、いろいろな問題を抱えながらも皆さんで努力し活動している様子が発表されました。
スクリーン一杯に映し出した自治会の概要から始め、我が福祉部の活動をご披露しました。活動の全般的な流れの説明は、私、森本が行い夫々担当部門の詳細説明は、内野さん、淡中さんに発表をお願いしました。
長年続けている敬老祝い金の実情と効果の説明にはじまり、佐助自治会のモットーでもあります地域の方々がふれあい、お知り合いになるための「キッカケ作り」に力を入れている現状、「映画会」「佐助ふれあいサロン」「歩こう会」「バス旅行」などの効果、またこれらを長年にわたり継続して行く難しさ等を発表しました。
地域の方々が普段からふれあい、お互いに知り合うことはこれからの防災にも防犯にも繋がることだとの理念で、今後もこの「キッカケ作り」に努力して行く事を発表しました。 最後に今年から包括支援センターのご指導をいただきながら始めようとしている、困ったことが気軽に相談できる雰囲気の街「みんなに優しい街・佐助」の計画があることをお話して発表を終りました。
講評として鎌倉市社会福祉協議会 梅澤会長から
三自治町内会の発表を聞いて、夫々の地域でその地域に合った工夫・努力がなされ又それが実行されていることに敬服するも、これからの高齢化に伴い、又国の方針でもある在宅介護等が進められれば、地域での自治町内会、特に福祉部の存在、役目は益々重くなると思う、更なる努力をお願いしたいとのお話しがあり発表会が終りました。
最後に、今回の発表会で鎌倉市社協の皆さんに大変お世話になりました。
厚く御礼申し上げます。
(報告: 佐助自治会 森本和夫)
「赤十字幼児安全法短期講習会」のご報告
1月22日(木)、やさしい町佐助を目標に、福祉部では「赤十字幼児安全法短期講習会」を実施いたしました。小学生や幼稚園児のお父様、お母様、そしてお孫さんのためにおじいちゃま、おばあちゃま世代の参加を頂き、2時間懸命に学びました。三角巾やパンストを使い、応急手当の方法、週刊誌を添え木として骨折の手当、お人形を使っての救命方法など時間が足りずに終わった感がありました。
会場として、鎌倉児童ホームが協力下さいました。日赤の2人の指導員様、参加者25名の皆様、この会のためにいろいろと協力して下さった皆様に心よりお礼申し上げます。また第2回目を開催できますようにご協力ください。
(福祉部 内野邦代)
講座に参加しての感想を頂きました!
今回は幼児、小児に対する救急救命講習会ということで、小さい子どもを持つ親として大変興味深く参考になるものとなりました。成人の心肺停止時の講習会はよく目にし、受講する機会もありましたが、幼児、小児を対象にしたものは初めてでした。
まずは座学から。子どもが遭いやすい事故はどのようなものがあり、日常生活のなかで注意すべき点はどういったものかを教えて頂きました。コップ一杯の水でも子供は溺水してしまうことがあると知り、本当にちょっとしたことにも注意を払う必要があると再認識しました。
次に実習です。まずは子どもが心肺停止になったという設定で、子どもの大きさのダミー人形を使用し、救助の手伝いの求め方、心臓マッサージ、人工呼吸、AEDの使い方の一連の動きを何人かで組みになって実際に行っていきました。子どもの場合、心臓ではなく呼吸器が原因での心肺停止が多いとのことで、心臓マッサージ開始後早い段階で一度人工呼吸を行うとのことでした。
その後は、ケガをした際の三角巾の使い方、三角巾がない場合のストッキングでの代用方法、喉に物を詰まらせた時の対処方法を教えて頂きました。ストッキングは伸びがよく丈夫で、色々な事に使用できるということに大変驚きました。
子どもだけでなく成人に対しても行える救命救急方法。使う機会がないに越したことはありませんが、いざという時のために是非身につけておきたいと感じ、非常に意義深いものとなりました。
(小学生の母 伊沢香菜子)