自治会オブザーバー会へのお誘い

一年でもっとも過ごし易い季節と言われる5月・皐月も下旬に至り、つい先日の21日には二十四節気の第八節気となる「小満」を迎えました。この「小満」とは「陽気が良くなり、すべての物が次第に成長して、天地に満ち始める頃」を表わしていると教えられた記憶があります。そして「小満」についてもう少々紐解いてみると「日に日に暑さも加わり、野や山では草木が実をつけ始め、花も盛んに咲きほこる」との記述も見られました。その言葉どおり、ここ佐助の街のお宅の庭先にも色とりどりの花々が今を盛りとばかり咲き競っています。

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佐助の町内において最も交通や人の往来の多い市役所通り界隈でも、鎌倉散策の方々が初夏の陽射しから身を守るためにかざす日傘の波が続いていました。

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佐助自治会においては4月の新年度から、これまで11年間にわたり自治会活動を統括していた森本会長がその職を退き、岡田新会長のもと、新たなる体制で自治会活動がスタートしました。4月の新年度開始以来、自治会各部の役員さん各位のご尽力のもと、さまざまな催しや活動を始めていますが、今回は「佐助自治会オブザーバー会」について少々ご紹介させていただきます。

佐助自治会は「開かれた自治会を目指して」との願いを込めて、一昨年秋に「佐助自治会オブザーバー会参加のお願い」を呼びかけました。その趣旨はまさに「近年の佐助地区での若年世代の急増と、自治会役員の高齢化に対応して、より広い世代の自治会活動と次世代への円滑な引継ぎに向けて」ということに尽きます。この呼びかけに応じて現在のところ、佐助町内在住の方々を中心に5名(1名は夫妻で参加)と1団体(鎌倉児童ホーム)が、自治会オブザーバーとして登録されています。

この佐助自治会オブザーバー会のおもな活動は、年間を通じて各季ごとに行なわれるオブザーバー会において、自治会長、副会長諸氏とともに佐助町内のさまざまな問題等について忌憚ない意見を交わし合うことにあります。日頃から常に街の方々のために活動している役員さんの目線や問題意識とともに、単なる住民たるオブザーバーとしての視点が相まってこそ、「より良い街作り」への道が開けるのでは…とも思います。

5月22日の夕刻、佐助自治会館において新年度最初のオブザーバー会が行なわれました。

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会の開催日時はあらかじめ会員の都合を集計して、最も集まりやすい日時にて設定されます。このあたりの柔軟性もオブザーバー会なればこそ。

佐助自治会館において以下のような雰囲気の中、岡田会長と森本顧問による進行のもと、オブザーバー会が繰りひろげられました。

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今回は新年度最初の会議ということで、4月に行なわれた 平成27年度佐助自治会総会 の報告から始まり、町内の交通、観光客対応、そして鎌倉市全体のゴミ問題やロードプライシングその他、多岐にわたって意見や要望等が話し合われました。

今後とも佐助自治会の活動の一助となるべく、オブザーバー会のメンバー一同、さまざまなカタチで自治会役員の方々に協力させていただきたいと思っています。つきましてオブザーバー会といたしましても、より多くの方々にオブザーバーの仲間入りをしていただければ…と思っています。とりわけ、現在「子育て真っ最中」の若いお父さん、お母さんの皆さんがオブザーバーになっていただき、より具体的な「明日への提言」を発信してくれれば…と思っています。

オブザーバー会の会員になったとしても、なんら強制されることはひとつもありません。オブザーバー会の会議に際して、参加が可能な時に出席して忌憚なき意見や提言を述べていただくだけでも、自治会活動にとっておおいに役立つこととなります。

子育てに忙しい若いお父さん、お母さんをはじめ、あらゆる世代の方々に向けて、佐助自治会オブザーバー会へのご参加のほど、是非ともお考えいただければ幸いです。

よろしくお願いいたします。

(オブザーバー会 倉田)

※オブザーバー会についてのお問い合わせは、最寄りの役員または代議員までご連絡ください。