「赤十字幼児安全法短期講習会」のご報告

1月22日(木)、やさしい町佐助を目標に、福祉部では「赤十字幼児安全法短期講習会」を実施いたしました。小学生や幼稚園児のお父様、お母様、そしてお孫さんのためにおじいちゃま、おばあちゃま世代の参加を頂き、2時間懸命に学びました。三角巾やパンストを使い、応急手当の方法、週刊誌を添え木として骨折の手当、お人形を使っての救命方法など時間が足りずに終わった感がありました。
会場として、鎌倉児童ホームが協力下さいました。日赤の2人の指導員様、参加者25名の皆様、この会のためにいろいろと協力して下さった皆様に心よりお礼申し上げます。また第2回目を開催できますようにご協力ください。

(福祉部 内野邦代)

講座に参加しての感想を頂きました!

今回は幼児、小児に対する救急救命講習会ということで、小さい子どもを持つ親として大変興味深く参考になるものとなりました。成人の心肺停止時の講習会はよく目にし、受講する機会もありましたが、幼児、小児を対象にしたものは初めてでした。

まずは座学から。子どもが遭いやすい事故はどのようなものがあり、日常生活のなかで注意すべき点はどういったものかを教えて頂きました。コップ一杯の水でも子供は溺水してしまうことがあると知り、本当にちょっとしたことにも注意を払う必要があると再認識しました。

AED実習2次に実習です。まずは子どもが心肺停止になったという設定で、子どもの大きさのダミー人形を使用し、救助の手伝いの求め方、心臓マッサージ、人工呼吸、AEDの使い方の一連の動きを何人かで組みになって実際に行っていきました。子どもの場合、心臓ではなく呼吸器が原因での心肺停止が多いとのことで、心臓マッサージ開始後早い段階で一度人工呼吸を行うとのことでした。

 

 

 
喉を詰まらせたときはその後は、ケガをした際の三角巾の使い方、三角巾がない場合のストッキングでの代用方法、喉に物を詰まらせた時の対処方法を教えて頂きました。ストッキングは伸びがよく丈夫で、色々な事に使用できるということに大変驚きました。

 

 

 

 

子どもだけでなく成人に対しても行える救命救急方法。使う機会がないに越したことはありませんが、いざという時のために是非身につけておきたいと感じ、非常に意義深いものとなりました。

(小学生の母 伊沢香菜子)

 

2015年2月20日 | カテゴリー : 福祉部 | 投稿者 : sasuke