防災訓練は大盛況!皆さんお疲れさまでした。

さる10月25日土曜日、震災時に交通が遮断される可能性の高い佐助稲荷周辺の住民を対象とした防災訓練が実施されました。 該当地区外の住民も来ていただき、総数は子供さん含め予想を大幅に上回る約80名ほど。
皆様、ご参加ありがとうございました。

2<訓練内容>
1. 消防車の試乗、消防服の試着
消防車の装備の簡単な説明のほか、消防車の運転席に座わらせて もらったり、消防服を着てみたりしました。
子供さんたちは大喜びでした。

 

 

 

32 初期消化訓練
薬剤の代わりに水を封入した消火器を使った消化訓練です。「火事だー!」と大きな声を挙げ、周りに火事を知らせた後、 消火器の安全栓を抜いて、ホースをしっかり持ち目標(火元)に噴射します。実際は、薬剤の噴射の勢いでホースが左右に振られ てしまうため、力に自信のない方は写真のように消火器を下に置いたほうがよいでしょう。

 

 

12. 怪我人搬送訓練
竹に各家庭によくある毛布を巻いて、仮担架を作り2~4名で怪我人を搬送する訓練です。佐助二丁目の奥は救急車が入れないため、家庭にある物を利用して訓練しました。 竹が無い場合は、物干し竿でも代用できます。

 

 

3. 防災小倉庫の装具品紹介
回覧板に定期的に入る防災案内に掲載されている、防災小倉庫。 なんとなく気になっている方もいらっしゃるのでは。 その中身を、確認していただきました。中には、ブルーシート、拡声器、ヘルメット、大型ランプ、そして、縄と小型ジャッキが入っていました。

 

4. サバイバルフーズの試食
皆さんから質問の多かったサバイバルフーズ。鎌倉市では、写真左下のチキンシチューとクラッカーを保存しており、今回その試食をしました。賞味期限は 25年もあり、今回の試食分は、2039年まで保存可能です。(佐助自治会には水や食料の備蓄はありません)

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クラッカーは市販のものより塩気が無くふかふか感がありました。チキンシチューは、フリーズドライ加工のしっかりした具材 (チキン、グリーンピース、にんじん、じゃがいも)で、 缶の8分目の水を足し10分温めれば完成です。どちらも非常食とは思えないほど、美味しく感じられました。 輸入販売元であるセイエンタプライズ社の方が仰るには、完全調理済のシチューなので、水の加減で味の調整はできるのとのこと。当日は人数が多かったため、1.3倍程度に薄め提供しました。試食された皆様、いかがでしたか。

今回の訓練は、訓練だけでなく住民の皆さん同士の交流を深める良いきっかけにもなりました。
訓練の準備をされた方、指導いただいた消防署の方、 参加いただいた皆様に感謝いたします。

(オブザーバー 伊藤)

2014年11月5日 | カテゴリー : 防災 | 投稿者 : sasuke