平成28年7月度 佐助歩こう会のご報告

7-17月16日(土)、梅雨の晴れ間に恵まれた日ですが、前日の大雨で本日のコースを変えざるを得ません。予定では、八雲神社を経て梶原口から舗装された急坂を上り、途中から笹に覆われた坂を更に登り殿入の稜線沿いに野村総研跡地に行く予定でしたが、前日の雨しずくやぬかるみを避け、コースを次のように変更しました。佐助の紅茶専門店さんの店先にきれいな蓮の花が咲いており、八幡宮の源平池がきれいだろうと、蓮見のウオーキングにコースを決めました。紫外線予防と水分補給に気を付けながら佐助一丁目交差点をスタートしたのは、少し少なめの8名。

 

 

本日は、葛原が岡神社→浄智寺→巨福呂坂→八幡宮→源平池→段葛を巡るコースです。

 

恒例の準備体操を済ませ、まずは葛原が岡神社に向けて急坂を・・・歩きモードになっていない体にはこの勾配はキツイ!早速、神社前で給水タイム。

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近年神社の境内には「アジサイ」が沢山植え揃えられ、後2~3年位で鎌倉のアジサイの名所になるのではないでしょうか。花はもうすでに終わり、来年の為にきれいに剪定され、世話をされている方たちのご苦労が伺われます。これから、葛原岡ハイキングコースを浄智寺に向けて山道へ。雨後のぬかるみが気になりましたが、誰一人滑ることなく、浄智寺に到着。ここの参道のアジサイもきれいに剪定されていました。

 木陰で一休み。
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鎌倉街道に出ると人が大勢歩いています。一か月前のこの通りは、明月院のアジサイ見物の人波が尋常ではなかったようです。

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横須賀線の踏切を渡りしばらく進むと、普段は鉄の扉が閉じられている「第六天」への扉が開いており、例祭を行っている模様。聞くと、元旦と7月の例祭の年二日しか扉が開かれない貴重な日にぶつかったわけです。係りの方がもう間もなく祭礼が始まりますので、階段をお上がりくださいとの声に甘えて、苔むす鎌倉石の階段を上ると、社殿があり、神主さんとお坊さんが例祭の準備をされていました。(神仏習合)

「第六天」は、建長寺の四方鎮守の一つで南の守り神であり、仏教では他化自在天と称し魔王の如き力を持つといわれ、神道では第六天神、すなわち第六番目の神と認識されている。(鎌倉教育委員会・上町町内会「第六天の由来」から引用)普段なかなかお目にかかれない社殿を見て、地域にとって貴重な文化遺産を後世に伝えていかねばと思いました。

長寿寺、建長寺、円応寺の前を通り、巨福呂坂洞門から坂を下り、八幡宮へ。
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源平池のハスは、少し盛りを過ぎているようですが、まだまだ綺麗に咲いていました。
源氏池は、白。平家池は、赤。と思っていたら、ほとんど白でやはり源氏の勝ちでした。
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今日は、この後若宮大路にできた新しい情報発信場所で800年前の遺構が原位置再生保存されているという情報を得て、是非見てみたいと行きましたが場所がわからず。
「msark-kamakura.com」(エムズアークカマクラ)で検索してみてください。ここには遺構の他、店舗や有料トイレ、ギャラリー、観光スポットなどの情報を発信しているようです。

鎌倉も初夏を告げるアジサイの喧騒が一服し、ノーゼンカズラやサルスベリなどの夏を彩る花たちが咲き始め、本格的な夏を迎える準備が整ったようです。

 

歩行時間:約2時間

歩行距離:約5km

お疲れ様でした。

 

次回、8月はお休みです。

9月17日(土)は、光明寺、住吉城跡、小坪漁港方面です。

福祉部(佐助歩こう会)入江

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本日の当初の予定コース

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2016年7月25日 | カテゴリー : 歩こう会 | 投稿者 : sasuke