H27年8月26日 佐助子ども会 夏のバス旅行

2015年8月26日(水)

2年ぶりの子ども会夏のバス旅行、今回はテーマパークではなく、工場などの見学ツアーとして開催することになりました。そして見学費用が無料ということで、欲張って2か所の見学を行うことに。初めは、マンガ「宇宙兄弟」でおなじみのJAXA筑波宇宙センター、次に日本人のこころである醤油を製造しているキッコーマンもの知りしょうゆ館。特にキッコーマンでは醤油造り体験もさせていただけるということで、参加者の期待も大きかった今回の企画、ありがたいことに定員数よりも多くのお申込者があり、うれしい悲鳴となりました。残念ながら人数の関係で受付できなかった皆様、本当に申し訳ありませんでした。

本年度の子ども会行事ではお天気に恵まれていましたが、この日は朝から雨でした。しかしバス旅行ですべて屋内の見学なので大丈夫。午前6時30分にうな豊さんの駐車場で集合しました。バスへの乗車はあらかじめ座る座席を決めておき、その順に後ろから並んでいただいたため、近隣の住民の皆様へご迷惑をおかけしたり、通行の妨げになることもなく、スムーズに行うことができました。

午前6時45分、佐助を出発。つくばまで3時間ほどの道のり、バスの中では自己紹介、クイズ、じゃんけん大会など、初めて会った方もいらっしゃいましたが、和気あいあいと過ごすことができました。

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おなじみの江の電バス。時間も正確で運転手さんも優しくて言うことなし。

 

 

 

 

 

bus

 

 

景品をかけてじゃんけん大会。自治会の入江さん、福井さんも協力してくださいました。

 

 

 

 

そしていよいよ筑波宇宙センターに到着。今回の見学ツアーでは、まずビデオでJAXAや宇宙への取り組みについての説明を観て、その後バスで広い敷地内を移動、ガイドの方からさまざまな説明を受けました。特に、宇宙飛行士についてのお話はとても楽しく、わくわくしました。宇宙飛行士のみなさんが船外活動で着用するいわゆる「宇宙服」は、なんと重さ120キロ!(そして1着10億円!)無重力空間でなければ着用したまま一歩も動くことができないでしょう。宇宙食も日々進化していて、ラーメンやお寿司があるのには驚きでした。資料ビデオの中で、無重力状態で宇宙飛行士若田さんが海苔やご飯を浮かせて食べている姿は、とてもほほえましいものでした。しかし、世界最高の能力を持った人だけがなれると思われている宇宙飛行士、実はそれだけでは十分ではないことを知ってびっくり。その能力に加え、狭い空間で危険と隣り合わせで何日も、あるいは何か月も過ごさなければいけないため、初めて会う人ともうまくやっていくコミュニケーション能力と問題解決能力も兼ね備えていなければ、宇宙飛行士にはなれないそうです。あらためて、宇宙飛行士という職業の大変さ、そして偉大さを実感しました。

その後移動した「展示館スペースドーム」では、ISS内を体験したり、歴代ロケットの模型を観たり、先日種子島から打ち上げられた宇宙ステーション補給機「こうのとり」の実物大の模型について説明を受けたり、盛りだくさんの内容でした。そして「プラネットキューブ」ではJAXAならではの楽しいお土産を見つけることができ、大満足。名残惜しくも、次の場所、キッコーマンもの知りしょうゆ館へ出発しました。

宇宙食

 

 

 

これが「ザ・宇宙食」。ラーメンなどもあり、日本人宇宙飛行士の活躍がうかがえます。

 

 

宇宙服

 

 

 

 

120キロも重さがある宇宙服。無重力でなければつぶれてしまいます。

 

 

 

 

 

rockets

 

 

 

 

日本製の歴代ロケットたち。右のものは最近打ち上げられたものです。

 

 

ISS

 

 

 

「国際宇宙ステーション」、訳して「ISS」。さまざまな国の技術が集まったひとつの町。

 

 

ISS2

 

 

 

ISSの内部。「きぼう」の暖簾が見えます。

 

 

 

つくばから1時間ほどバスにゆられた後、野田市にあるキッコーマンに到着。ここには全国へ送られる醤油を製造している工場と、見学や体験をすることができる「もの知りしょうゆ館」という施設があります。もの知りしょうゆ館以外は、昔ながらの懐かしい昭和の建物で、キッコーマンの歴史を物語っています。キッコーマンに到着したのが13時前でしたので、みんなお腹がぺこぺこ。すぐに現地で予約しておいた「特製しょうゆもろみ弁当」をいただきました。醤油をふんだんに使ったおかずは、味がしみていてどれもとてもおいしかったです。ご飯には醤油造りにも使用する麦が入っていて、手の込んだお料理に大満足でした。

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お待ちかねの特製もろみ弁当。盛りだくさんでおいしかったです!

 

 

 

 

 

お昼ご飯の後は、お楽しみの醤油造り体験。6つのグループに分かれ、それぞれ手作りでお醤油を造る方法を学びました。残念ながら造ったお醤油は衛生面などの関係で味見をしたり持ち帰ったりすることはできませんでしたが、なかなかできない体験に子供たちも大興奮。最後にお煎餅に醤油を塗ったものをいただき、お腹の方も満足。その後は自由に見学したり、しょうゆソフトクリームを味見したりしました。taiken

 

 

大豆と麦をまぜまぜ。

 

 

 

 

soysauce

 

 

 

右から左に向かってクリアになっていく絞りたてのお醤油。加熱処理をしていないため、これが本当の「生醤油」。

 

 

午後3時45分にはバスに集合し、佐助に向かって出発。午前6時45分から午後6時45分まで、実に12時間の長旅でしたが、盛りだくさんの内容に大満足。ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました。

(子ども会 神田)

2015年9月7日 | カテゴリー : 子ども会 | 投稿者 : sasuke