「映画とお茶とおしゃべりの会」は「鎌倉視聴覚協会」という１６ミリ映写の会にお願いして、佐助自治会館で年２回の映画会を開催しています。
第２８回目となった１２月１１日（木）は“芸術と伝統の祭り特集”と銘打って 、「ミレーとその周辺の画家たち」「西出大三　截金の美」「炎が舞う～那智の火祭り～」の三作品を上映して頂きました。

当日はあいにくの雨模様でしたが、２２人の参加がありました。いつもよりやや長めの上映時間でしたが、皆さん真剣にご覧になっていました。「西出大三　截金の美」では金箔を細線や細かな形に切り、筆とのりを巧みに使って金箔で模様が描かれてゆく様子に、私も息をのんで見入ってしまいました。「炎が舞う～那智の火祭り～」は勇壮でDVDとは一味違う迫力でした。

年２回のうち１回は、おやつプラス軽食もいただくことにしていて、今回は上映後に助六寿司を頂きながら、おしゃべりをして交流の時間を持ちました。

（福祉部　淡中京子）

12月20日(土)午前9時半、佐助1丁目交差点広場に10名もの熱心なウォーカー達が集まりました。
予報は、お昼過ぎから雨でしたが無情にも予報が外れ小雨模様。
本日のコースと天気を考慮し、残念ながら中止といたしました。

≪参考≫本日のコース
源氏山→化粧坂切通し→亀が谷坂切通し→淨智寺→（ハイキングコース）→葛原岡神社

次回は、1月17日(土)一向堂から長谷配水池をへて極楽寺、七福神の御霊神社と長谷寺を巡ります。

今年一年多くの参加者を得て、怪我、事故もなく無事終わることが出来ました。
これもひとえに参加された皆様のご協力の賜物です。深く感謝致します。
来年も元気で歩きましょう！！　待ってま～す。

福祉部　佐助歩こう会　入江

さる10月25日土曜日、震災時に交通が遮断される可能性の高い佐助稲荷周辺の住民を対象とした防災訓練が実施されました。 該当地区外の住民も来ていただき、総数は子供さん含め予想を大幅に上回る約80名ほど。
皆様、ご参加ありがとうございました。

＜訓練内容＞
1.　消防車の試乗、消防服の試着
消防車の装備の簡単な説明のほか、消防車の運転席に座わらせて もらったり、消防服を着てみたりしました。
子供さんたちは大喜びでした。

2　初期消化訓練
薬剤の代わりに水を封入した消火器を使った消化訓練です。「火事だー！」と大きな声を挙げ、周りに火事を知らせた後、 消火器の安全栓を抜いて、ホースをしっかり持ち目標（火元）に噴射します。実際は、薬剤の噴射の勢いでホースが左右に振られ てしまうため、力に自信のない方は写真のように消火器を下に置いたほうがよいでしょう。

2.　怪我人搬送訓練
竹に各家庭によくある毛布を巻いて、仮担架を作り２～４名で怪我人を搬送する訓練です。佐助二丁目の奥は救急車が入れないため、家庭にある物を利用して訓練しました。 竹が無い場合は、物干し竿でも代用できます。

3.　防災小倉庫の装具品紹介
回覧板に定期的に入る防災案内に掲載されている、防災小倉庫。 なんとなく気になっている方もいらっしゃるのでは。 その中身を、確認していただきました。中には、ブルーシート、拡声器、ヘルメット、大型ランプ、そして、縄と小型ジャッキが入っていました。

4.　サバイバルフーズの試食
皆さんから質問の多かったサバイバルフーズ。鎌倉市では、写真左下のチキンシチューとクラッカーを保存しており、今回その試食をしました。賞味期限は 25年もあり、今回の試食分は、2039年まで保存可能です。（佐助自治会には水や食料の備蓄はありません）

クラッカーは市販のものより塩気が無くふかふか感がありました。チキンシチューは、フリーズドライ加工のしっかりした具材 （チキン、グリーンピース、にんじん、じゃがいも）で、 缶の8分目の水を足し10分温めれば完成です。どちらも非常食とは思えないほど、美味しく感じられました。 輸入販売元であるセイエンタプライズ社の方が仰るには、完全調理済のシチューなので、水の加減で味の調整はできるのとのこと。当日は人数が多かったため、１．３倍程度に薄め提供しました。試食された皆様、いかがでしたか。

今回の訓練は、訓練だけでなく住民の皆さん同士の交流を深める良いきっかけにもなりました。
訓練の準備をされた方、指導いただいた消防署の方、 参加いただいた皆様に感謝いたします。

（オブザーバー　伊藤）